「恵みに目を留め、恵みに期待する」 2025年6月
命のある限り/恵みと慈しみはいつもわたしを追う。主の家にわたしは帰り/生涯、そこにとどまるであろう。(詩編23:6)
早いもので今年も半年が経過しようとしています。7月2日正午(うるう年の場合、7月1日深夜0時)が1年の折り返し地点となるため、この6月は、前半を振り返り、後半への準備をする期間だと言っても良いかもしれません。
ちなみに、ちょうど半分ではありませんが、6月30日は「ハーフタイムデー」と呼ばれ、「それまでの半年間を振り返る事によって、その年の目標を再確認する日」とされています。
みなさんにとって、2025年の前半は、どのような時だったでしょうか。
人によって、「良い時だった」と言う人もいれば、「悪い時だった」と言う人もおられるかと思います。
ただ、その中で一つ共通していることがあります。それは、私たちにとってどのような時であったとしても主の恵みが注がれていたということなのです。
恵みは、「泉」のようなものだと表現されることがあります。泉は、いつもそこから水が溢れ出ています。また、それが止まることはありません。そんな恵みが「いつも私を追う」と詩編23編の作者は語っています。私たちがどこにいたとしても、何をしたとしてもそこには主の恵みがあるのです。それも「命のある限り」なのです。
あなたは、主の恵みに目を留めていますか。
私たちが忘れてしまうような当たり前の事柄も全て主の恵みです。半年を振り返るにあたって、主の恵みを数えてみませんか。
また、主の恵みは、一年の後半も変わらず、私たちに与えられます。主なる神様がどのようなことをしてくださるのかと期待しつつ、日々を歩んでいきましょう。
門真キリスト教会 主任牧師 濵崎 恵太