「当り前を感謝する」
2024.5.12. 礼 拝
詩篇103:1‐5(P939) 「当たり前を感謝する」
私たちの日常には、当たり前だと感じるものがたくさんあります。しかし、一つとして自分自身の力によるものはないのです。全ては、主の恵みなのです。あなたは、いつも主に感謝をささげていますか。
1.全てをもって主に感謝する
この詩編の作者は、「わたしの内にあるものはこぞって 聖なる御名をたたえよ」〈1〉と自分自身に呼びかけました。ある一部分だけではなく、自分自身に備わっている全てのものなのです。なぜなら、どんな時にも変わることなく、主は働いてくださるからです。「なぜ、どうして」というつぶやきも主は喜びへと変えてくださいます。
2.主の計らいを何一つ忘れない
主は、いつも私たちに良いものを与えてくださいます〈3-4〉。ただ、主が与えてくださるのは、決して特別なものだけではありません。私たちにとって当たり前なものも主の御計らいなのです。主がしてくださったことを挙げていけばきりがありません。けれども、当たり前のこととして恵みを忘れてしまうのではなく、日々、恵みを数えていきましょう。
3.主の恵みは尽きることがない
主の恵みは、一時的なものではありません。主は、「長らえる限り良いものに満ち足らせ」てくださるお方です〈5〉。それは、泉のようなものだと言うことができます。泉は、水が湧き出ている場所であり、水がとめどなく流れ続けているのです。何があったとしても尽きることがない主の恵みを今日も体験させていただきましょう。
私たちの日常は、良いことばかりではありません。けれども、そこにも溢れるばかりの主の恵みがあるのです。今日の主の恵みを数え、新しい思いで主と共に前進していきましょう。