「弱らず、疲れない」  

2025.10.5.     礼 拝

イザヤ書40:31(P1125)     「弱らず、疲れない」

「走っても弱ることなく、歩いても疲れない」姿は、私たちにとって理想的な姿です。ただ、多くの人たちが弱り、疲れている現実があるのです。しかし、主を待ち望む時、その理想が現実となっていくのです。主に望みをおく人とは、どのような人なのでしょうか。

1.主に信頼する

イスラエルの民たちは、事態が改善されていかない状況の中で主に対して不平不満をつぶやきました〈27〉。私たちも主に祈り求めた時、なかなか聞かれないと「主は本当に働いてくださるのか」と疑い、つぶやいてしまうことがあります。しかし、主は、どんな時にも私たちの味方であり、私たちの助けとなってくださいます。

2.主によって立ち上がる

私たちには、力が必要です。けれども、誰もが疲れ、力を失ってしまうこともあるのです。また、何とか回復しようとしても、回復には長い時間がかかってしまうものなのです。主は、そんな私たちを元気づけ、立ち上がらせてくださいます。主に不可能なことは、何一つありません。主は、あなたの状況を知り、最善をなしてくださいます。

3.主に委ねる

主は、主を待ち望む者に対して新しい力を与えてくださいます。これは、私たちが持っている力の上に与えられるのではなく、全く新しい力が与えられるのです。それは、聖霊の力です。私たちがしなければならないことは、自分自身の力でもがくのではなく、鷲のように翼を広げて、風に乗ることです。聖霊に頼り、全てを委ねていきましょう。

あなたは、今、弱ったり、疲れたりしていませんか。主は、私たちを「わたしの民」〈1〉と呼んでくださり、愛してくださいます。日々、主に望みをおく人となりましょう。