「弱さの中にある強さ」
2025.1.19. 礼 拝
Ⅱコリント12:9-10(P339) 「弱さの中にある強さ」
使徒パウロは、強い人であるとの印象を受けますが、それは、一面に過ぎません。彼自身も弱さを抱えていたのです。弱さは、私たちにとってない方が良いと考えるものです。しかし、パウロは、このところで「大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう」と語りました。
1.できないことを認める
私たちは、理想と現実のギャップに苦しむことがあります。そして、自分自身の姿に悩んだり、落ち込んだりするのです。けれども、主は、あなたのそのままを愛されるのです。私たちは、主からたくさんのものをすでに受け取っています。できないことに目を向けるのではなく、できないことを認めましょう。
2.主に期待する
私たちは、自分自身の力で何とかしようとします。それでも難しかった場合に、主に期待するのです。しかし、何よりもまず主に期待したいのです。主に期待することは、何もしないことではなく、主と共に進んでいくことです。主は、私たちが困った時だけではなく、どんな時にも共にいてくださいます。共にいてくださる主に頼る者となりましょう。
3.主のなされる御業を見る
パウロは、弱さを抱えながらも主の働きを担った人です。このことができたのは、彼の努力ではありません。主が彼を用いられ、御業を見させてくださったからです。聖書に書かれている事柄は、今も起こります。主は、あなたを用いられるのです。主に委ねて、立ち上がり、主のなされる御業を見させていただきましょう。
私たちは、主によって弱さの中にある強さを見出すことができます。「わたしは弱いときにこそ強い」と日々告白し、喜びをもって主に仕える者となりましょう。