「崩れ落ちる壁」
2023.5.20. 礼 拝
ヨシュア記6:16(P347) 「崩れ落ちる壁」
ヨシュアは民に命じた。「鬨の声をあげよ。主はあなたたちにこの町を与えられた。〈16〉
1.主の言葉に従う
ヨシュアは、主からの言葉を受け取ると民に命じます〈8〉。祭司と民は、その言葉に従って、契約の箱を担ぎ、エリコの城壁の周りを回ります。その方法は、一日に一回だけ祭司が角笛を吹き鳴らしながら、契約の箱を担ぎ、その前後を武装兵が進むというものでした。
民はこの行動の意味は分かりませんでしたが、主の言葉を疑わずに従って行いました。
2.壁が崩れ落ちる
六日目まで町を一周し、七日目は夜明けと共に起き、七回周りを回ると、ヨシュアは「鬨の声をあげよ」と命じ、この民の声によって城壁が崩れ落ちました〈20〉。民は崩れた城壁の間から突入し、町を占領しました。攻め込まれないよう守りを固くしていたエリコは無くなりました。
イスラエルは戦闘行為ではなく、神様への礼拝を献げて勝利したのです。
3.私たちにとっての壁とは
私たちが壁を打ち破ることは簡単ではありません。見た目に圧倒されて諦めることもあります。またその壁の種類も様々です。しかし、壁がどれだけ高く、どれだけ頑丈に見えても、エリコの壁は崩れ落ちました。これは、人の考えや力ではなく神の力です。
私たちの目に見えている壁は、礼拝(信仰生活)によって取り去られることを覚え歩みましょう。
お祈り 天にいます父なる神様、私たちの努力ではなく、神の御心によって、壁が破られ、良きものが与えられることを信じます。いつも従って歩むことができますように導いてください。イエス様の御名によってお祈りします。アーメン。