「小さい者は誰?」  

2025.8.10.     礼 拝

マタイによる福音書25:40(P51)     「小さい者は誰?」

そこで、王は答える。『はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。』

1.再臨の時に

聖書には「イエス様は再び来られる」と書かれています。一度目は、十字架により、私たちの罪を贖うために来られました。2度目は「裁きのため」です。

イエス様が来られた時、その時点では、弟子たちは十字架に掛かってくださることを知りませんでしたが、イエス様に従っていました。

2.羊と山羊を分けるように

羊飼いが放牧をする時、羊も山羊も一緒にします。小屋に帰った時には、羊と山羊を分けて戻すので、この例えでも当たり前に分けることを表わしています。ここで象徴されているのが、「小さい者に」良いことをしたか?良いことをしなかったのか?という条件です。

兄弟である一人に良いことをした人も、しなかった人も「私は行いましたか?」と覚えていないのです。

3.小さい者は誰? 

イエス様は、はっきりと「それは私にしてくれたこと」と言われます。主の愛によって救われた私たちは、イエス様に倣い行います。判断するのはイエス様です。私たちが区別するのではありません。良いことをしたから主のもとにいくのではなく、主を愛し従うことによって主と共にいくのです。

いつもイエス様に倣い行動する者となり、互いに仕え合いましょう。

お祈り 天にいます父なる神様、イエス様の再臨を覚え、いつもキリスト者として主に従うことができるように助けてください。困っている人に、区別なく手を伸べることができますように。イエス様の御名によってお祈りします。アーメン。