「寄り添い、励ます」

2024.1.28.     礼 拝

 

ヨハネ11:38-44(P190)     「寄り添い、励ます」

 

「神にできないことは何一つない」〈ルカ1:37〉と私たちは信じています。ただ、どうすることもできない状況に陥った時、信仰は揺らぎ、諦めてしまうこともあるのです。イエス様は、そんな私たちに寄り添い、励まし、信仰に立つ者とならせてくださるのです。

1.寄り添ってくださる

主は、ラザロを生き返らせるためにユダヤに戻られました。しかし、このところでまずされたのは、ラザロの姉妹であるマルタとマリアに寄り添い、叫びを聞くことでした。問題を抱え、苦しい時にも私たちは一人ではありません。あなたのそばには、いつも主が共におられるのです。我慢するのではなく、あなたが抱えている思いを主に叫びましょう。

2.励ましてくださる

ラザロが死んでからすでに四日が経過していました。それでも、主は、「もし信じるなら、神の栄光が見られると、言っておいたではないか」〈40〉と言われるのです。この言葉は、彼女たちの信仰を責めているのではなく、「大丈夫だ」という力強い励ましなのです。問題ばかりに目を留めるのではなく、励ましてくださる主に目を向けていきましょう。

3.信仰に立たせてくださる

すぐにでもラザロを生き返らせることができたにも関わらず、主は、あえて回り道をされました。マルタとマリアの信仰を確かなものとするためでした。一つ一つの事柄を通して彼女たちは、全てを委ね、主のなされる御業に期待したのです。その時、死んでいたラザロが生き返って墓から出て来たのです。主を信じ、御言葉を実行する者となりましょう。

信仰の歩みは、平坦なものではありません。しかし、いつも主があなたに寄り添い、励ましてくださるのです。日々、主にあって信仰を確認し、一歩を踏み出しましょう。