「子供の泣き声」

2022.11.13.     礼 拝

 

創世記21:14-20(P29)     「子供の泣き声」

 

イシュマエルの人生は、イサクの誕生をきっかけに大きく変わりました。サラの一言によって、母ハガルと共に家から追放されることになったのです。その後、彼らは、荒れ野をさまよう中で神の愛を体験しました。神は子供の泣き声を聞かれるのです〈17〉。

1.叫びを聞いてくださる

荒れ野で水がなくなることは、死を意味することでした。だから、ハガルは「子供が死ぬのを見るのは忍びない」と一本の灌木の下に子供を寝かせ、離れて座ったのです〈15-16〉。ここで、神は子供の泣き声を聞かれたのです。私たちが辛い時や苦しい時、神に叫ぶ者となりたいのです。神はどんな叫びでも必ず受け止めてくださいます。

2.必要を満たしてくださる

神の御使いとハガルのやり取りの後、ハガルは、水のある井戸を見つけました〈19〉。神が彼女の目を開かれたからです。私たちは、問題が起こった時、周りが見えなくなってしまうことがあります。しかし、私たちの助けは、いつもそばにあります。それは、主なる神様にあるのです。神は、私たちの必要を満たし、力を与えてくださいます。

3.成長させてくださる

イシュマエルの人生には、再び希望が与えられました。神によって生かされ、成長することができたのです。また、この成長は、「神がその子と共におられた」ことによってなされていったのです〈20〉。神は、私たちの心も身体も成長させてくださいます。成長させてくださる神と共に日々を歩んでいきましょう。

神は、どんな時にも私たちと共にいて、守りと支えを与えてくださいます。このお方に信頼し、全てを委ねていきましょう。