「天の故郷の熱望」
2013.11.24. 礼 拝
創世記50:15-26 「天の故郷の熱望」
「あなたがたはわたしに悪をたくらみましたが、神はそれを善に変え、多くの民の命を救うために、今日のようにしてくださったのです。」〈20〉
ヤコブの死後、兄たちはヨセフの報復を恐れ、父を利用し、赦しを求めました〈15-17〉。ヨセフは父の死を悲しんでいるのに、自分のことだけを考えている兄たち。この時のヨセフの気持ちは?〈17〉。もし、あなたがイエスの十字架の贖いを確信していなかったら、イエスはどんなに悲しまれるでしょうか。
ヨセフは、すべてが神の計画によってなされたとくり返し語り、自分が兄たちを恨んでいないこと、報復する気などないことを強調しています。私たちも自分の理性や経験では納得できないことに出会います。しかし、神は主であり、いつでもすべてを成し遂げてくださいます。(フィリピ1:6)
ヨセフはエジプトで110歳の生涯を閉じました〈26〉。彼は、自分を神の約束の地に葬ってほしいと兄たちに頼みます〈24,25〉。400年後、ヨセフの信仰どおり、彼の遺体はカナンの地に葬られました。(ヨシュア24:23)
私たちもこの世では、約束された事のすべてを見ることはできなくても、主は必ず点の故郷まで導き入れてくださると熱望しましょう。(ヘブライ11:16)
〔お祈り〕
天の父なる神様、御名を賛美します。私が救われてあることと、すべては神様の計画によって導かれていること、また、天の故郷を熱望しながら生活できますように。イエスさまのお名前によって祈ります。 アーメン