「報いてくださる」

2023.7.16.     ウェルカム礼拝

 

マタイ福音書6:5-8(P9)     「報いてくださる」

 

あなたがたの父は、願う前から、あなたがたに必要なものをご存じなのだ〈8〉。

1.施し・祈り・断食

6章には、「善い行い」について書かれています。「施し」「祈り」「断食」は、当時の律法学者やパリサイ人たちが行っていた事柄です。これをどれだけ行ったのか?ということが、素晴らしい人と判断されるポイントでした。これが当たり前の世の中で、弟子たちが間違えてしまう可能性がありました。

しかし、当時は偽善的な施しや祈り、断食が横行していた時代でした。

2.報いてくださる

イエス様は、律法学者やパリサイ人のように偽善的に行ってはいけないと教えています。誰かが見ているから…が動機ではなく、隠れた所へ行き、これらを行うことで、神様が報いてくださる〈4、6、18〉からです。周りの人から良く思われたいという欲は、神様からの報いを受けることができません。

私たちはクリスチャンとして、誰に意識を向けて行動するのでしょうか?

3.祈りについて

隠れた所で、神様へ心を向けて切実に祈ることが大切です。また、同じ言葉をくり返したり、言葉数を多くしたりする必要はありません。それは、神様は私たちが祈る前からすべての必要を知っておられ、備えてくださるお方だからです。

私たちも素晴らしい信仰者に憧れますが、取り繕うのではなく、すべてご存じの神様に目を向けて祈る者となりましょう。

お祈り 天にいます父なる神様、私たちの祈りがいつもあなたの前にあることを感謝します。私たちがいつもあなたに信頼し、祈り続ける者とならせてください。主の御心を求めます。尊きイエス様の御名でお祈りします。アーメン