「堅固な土台」

2015.9.6.       礼 拝

 

ルカ 6:46-49      「堅固な土台」

 

Ⅰ.大切な土台 

土台は、どんな立派な建物でも見えませんが、何よりも大切な部分です。土台が深ければ深いほど、その建物は頑丈で、地震や洪水に耐えます〈48〉。

イエスを信じていても人生の嵐は襲ってきます。私たちは嵐のない人生を送ることはできませんが、嵐に耐える人生は送ることができます。

イエスはこのたとえ話で、強くて堅固な土台とは、単にみことばを知っているだけではなく、みことばを実践することであるということを教えています〈47〉。

なぜなら、強い土台は、みことばを知るだけでなく、毎日の生活の中で、イエスとみことばに従うという鍛錬によって据えられるからです。

イエスは弟子たちに「命じておいたことをすべて守るように教えなさい」と命じ、「私は世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる」と励ましています〈マタ28:20〉。

 

Ⅱ.堅固な土台〈Ⅰコリ3:6-15〉

①イエスの上に据える〈11>

・私たちの人生の土台は、主イエス・キリスト以外にありません。主イエスの十字架の贖いによる死と復活をはっきりと信じることです。

②みことばの上に据える〈6〉

・「生まれたばかりの乳飲み子のように、混じり気のない霊の乳を慕い求め」<Ⅰペト2:2>、「その教えを昼も夜も口ずさむ」<詩1:2>ことです。

③教会(共同体)の上に据える〈9〉

・イエスは弟子たちを自らの十字架を負って従うため召されました。初代教会は全信徒が御霊と信仰と愛により一つとなりました〈使2:44-47〉。

あなたの人生の土台は、嵐・洪水・地震に耐えられる堅固な土台ですか。