「回復を与える神の慈しみ」
2020.3.8. 礼 拝
ルツ記2:18-23(P424)a 「回復を与える神の慈しみ」
ルツは一エファほどの大麦を持ってナオミのもとへと帰ってきました。それを見たナオミは驚き、元気を取り戻したのです。これまでのナオミはただ絶望の中にいました。何が彼女をここまで変えたのでしょうか。
1.主の慈しみに気付いた
ルツが落ち穂拾いに行くと言った時、ナオミの反応はそっけないものでした〈2〉。しかし、ここではとても興奮しながらルツと会話をしているのです〈19〉。それは、たくさんの収穫と同時に、主が畑の主人を通して慈しんでくださったことに気付いたからです。主はどのような場面でも慈しみを与えてくださいます。
2.生かしてくださる主に気付いた
これまでのナオミの姿は、生きているにも関わらず、死んでいるかのようにも見える姿でした。そんな中で彼女は、主は慈しみを惜しまれないことを体験したのです〈20〉。その時、自分で生きているのではなく、生かしてくださる主がいることに気付きました。主は今日も私たちを生かしてくださいます。
3.主にある希望に気付いた
主は失望のままに終わらせるお方ではありません。ナオミはボアズの名前を聞いた時、「主が今このことをしてくださっている」と主にある希望に気付くことができたのです。この気付きを通して、彼女は回復への旅を始めることができたのです。弱り切ってしまった人にも主は再び立ち上がることができる希望を与えてくださいます。
主は私たちを愛し、慈しみを与えてくださいます。このお方に信頼し、どんな時にも一歩一歩主と共に進んでいく者となりましょう。