「信者の大人になる秘訣」

2016.7.3.       礼 拝

 

Ⅰペトロ 2:1-10(p429)     「信者の大人になる秘訣」

 

霊の乳を慕い求める 〈1-3〉

▽生まれたばかりの乳飲み子のように「混じりけのない霊の乳(混ぜもののないみことば)」を一生懸命慕い求め、自分のもの(信仰の糧)とすることです〈2〉。

▽イエスは「はっきり言っておく。子どものように神の国を受け入れる人でなければ、神の国に入ることはできない」と言われました〈マル10:15〉。それとともに、

▽クリスチャンとして捨てるべきものは捨てなければなりません〈1〉。悪意(人害する悪い思い)。偽善(裏心のある善行)。これらはサタンの蒔いた種です。

 

イエスをキリストと信じる 〈4-8〉

▽混じりけのない霊の乳(みことば)、つまり、福音はイエスがキリスト(救い主)であることを証ししています。「最も大切なこと。生活のよりどころ」です。〈Ⅰコリ15:1-3〉。

▽「家を建てる者の捨てた石」のように、イエスは捨てられましたが、神によって選ばれて「隅の親石」となられた〈マル12:10〉、「生けるまことの石」です。

▽私たちも「生きた石として用いられ」、「聖なる祭司となって」、イエスと一つとなり、「霊的な家」つまり神の家、イエス・キリストの体である教会を建て上げるのです。

 

神の力ある業を伝える 〈9-10〉

▽私たちは、神のことばの真の意味をよく理解し、イエスがキリストであると信じる信仰によって、すべての人を救う主の御業を生活の場で証しします。

▽私たちは、信仰によって神の恵みを受け、死から命へ移され、新しく造られた者です。だから、「神に喜ばれる霊的いけにえ」としてささげるのです。

▽生ける「隅の親石」であるイエスを信じ、「霊的な家に造り上げられ」た者である私たちは、神の力ある業と福音を世に「広く伝える」責任があります。