「信仰を増してください」

2013.1.20.         礼  拝

 

ルカ17:1-10                       「信仰を増してください」

 

Ⅰ.人をつまずかせない〈1,2〉(スカンダロン=障害物、罠。スキャンダル)

▽ 躓(爪突)くとは

①自分の考えや経験で判断して、自分が人につまずく。

②人を誘惑したり、つまづかせたりして、主から離れさせる。

▽ 聖書のつまずき

①兄弟姉妹(求道者、信仰の弱い人)をつまずかせる〈2〉。

②イエスにつまずく(救い主と信じない)。(マタイ11:6)

③肉欲・誘惑がつまずかせる。(マタイ18:6-9)

自分を十字架につけることによって、つまずきから守られます。(ガラテヤ2:19-20)

 

Ⅱ.人を赦す〈3,4〉

▽ 聖書の赦し

①自分が人を赦す〈3,4〉。

②神が人間を赦す。(Ⅰヨハネ2:12)

▽ 罪の赦しについて。イエスのたとえ話(マタイ18:21-35)。

・私たちは、主の十字架の贖いによって、すべての罪が帳消しにされました〈24-27〉。

▽ イエスの贖いにより、神の怒り(裁き)を免れ、赦しを実体験することによってこそ、人を心から赦すことができるのです〈33〉。人を赦さない人は -〈35〉。

神の赦しの体験が信仰により強められることが、人を赦す原動力。(コロサイ3:13)

 

Ⅲ.人に仕える〈7-10〉

▽ 私たちは主の僕として「取るに足りない(不束(ふつつか)な、行き届かない、役に立たない)僕です。」〈10〉と言える。へりくだった自覚をもって主に仕えることが求められます。

▽ 仕えなければならないから仕えるのではなく、「主から任(まか)せられた責任の範囲内の仕事をしただけ。だから報酬はいただけません。」という謙虚さです。

▽ パウロの謙虚な信仰に学びましょう。(Ⅰコリント15:10)-(同58)

忠実な良い僕だ。よくやった。」と言われるよう「信仰を増してください。」と祈ろう。