「信仰の転機」
2024.9.22. 礼 拝
創世記32:23-33(P56) 「信仰の転機」
ヤボクの渡しの出来事は、ヤコブにとって信仰の転機となりました。人を恐れる者から神を畏れる者となったのです。このことができたのは、主がヤコブと個人的に関わってくださったからです。主は、一人ひとりを愛し、一対一で向き合ってくださいます。
1.祈る
ヤコブは、主に祈ったことがありませんでした。様々なことを自分自身だけで何とかしようとしていたのです。そんな彼に主は近づいてきてくださいます。あなたは、祈ることよりも自分自身の思いや考えを優先してしまっていませんか。主は、あなたが素直に話せるところを備えてくださいます。あなたの思いを主に打ち明けましょう。
2.委ねる
腿の関節〈26〉は、私自身を支えるものであり、なくてはならないものです。主は、そのところを打たれるのです。腿の関節を打たれた時、ヤコブは、自分自身ではどうすることもできないことを知り、主に委ねることを知りました。私たちは、弱くても構わないのです。なぜなら、私たちは主にあって弱いときにこそ強いからです〈Ⅱコリ12:10〉。
3.踏み出す
ヤコブには「イスラエル」という新しい名前が与えられました〈29〉。ここから新しい歩みが始まっていくのです。ただ、彼の目の前にある恐れの状況が変わったのではありません。けれども、神を畏れる者となったヤコブは力強く踏み出しました。私たちは、一人ではありません。主が共にいてくださり、いつも勝利を与えてくださいます。
主は、今日もあなたに近づいてきてくださり、向き合ってくださいます。主に全ての解決があります。一人で頑張る信仰ではなく、主と共にある信仰で進んでいきましょう。