「信仰の壁」
2025.5.25. 礼 拝
列王記上17:17-24(P562) 「信仰の壁」
預言者エリヤは、「なぜ」「どうして」という信仰の壁にぶつかりました。彼を養ったやもめの息子が病気にかかり、死んでしまったからです。そんな時、彼は、すぐさま主に祈ったのです。祈りは、私たちにとって、一体どのようなものなのでしょうか。
1.主は受け止めてくださる
信仰生活の中でも「何でこんなことが起こるのか」と思うような場面に直面することがあります。戸惑いを生じさせ、不信仰になることもあります。エリヤは、そのような状況で自分自身にある思いを主に訴えかけました。主は、私たちのそのままを受け止めてくださいます。色々と繕うのではなく、今の思いを素直に祈りましょう。
2.主は聞いてくださる
「主よ、わが神よ、この子の命を元に帰してください。」〈21〉という祈りは、実現不可能とも思える祈りでした。しかし、エリヤは、躊躇なく願い求めたのです。主は、その祈りを適当にあしらうのではなく、真剣に向き合ってくださいました。そして、答えてくださるのです。何一つ不可能はない主に全てを委ねていきましょう。
3.主は御業を見させてくださる
主は、やもめの息子を生き返らせてくださいました。また、それだけではなく、やもめを信仰告白へと導かれているのです。主は、エリヤが願った以上のことをしてくださったのです。エリヤたちに働かれた主は今も生きておられます。私たちは、今日も驚くべき主の御業を見ることができます。主に期待し、日々素晴らしい主をほめたたえましょう。
「信仰の壁」にぶつかった時にこそ、まず祈りましょう。なぜなら、解決は、全て主なる神様にあるからです。私たちの常識ではなく、祈りによって壁を乗り越えていきましょう。