「信仰の回復」
2020.5.10. 礼 拝
ヨハネ福音書21:1-4(P211) 「信仰の回復」
主イエスは大漁の奇跡をもって弟子たちを召し〈ルカ5:1-11〉、再び、同じ大漁の奇跡をもって〈ヨハ21:1-19〉、弟子たちを福音宣教に遣わされた。
その夜は何もとれなかった 〈3〉
▽主イエスがいなくなって、ペトロたちがガリラヤ湖に行ったのは、イエスがマグダラのマリアに「ガリラヤに行くように弟子たちに伝えよ」と言ったことの成就〈マタ28:10〉。
▽弟子たちは、召される前の仕事をしたが、「その夜は何もとれなかった」。これはイエスが「私を離れては、あなたがたは何もできない」〈ヨハ15:5〉と言った成就。
あなたも、何があっても、主イエスから離れないよう気をつけていましょう。
舟の右側に網を打ちなさい 〈6〉
▽〈5〉は、イエスが弟子たちに、主イエスから離れた生活は、何の希望も平安も喜びもない生活であることを確認させる会話です。
▽失望し、疲れている弟子たちを、なお愛されるイエスは、再び大漁の奇跡をもって、弟子たちをいやし、信仰を回復させてくださったのです。
「あなたはそこにもいまし、右の御手をもって私を捉えてくださる」〈詩139:10〉。
さあ、来て、朝の食事をしなさい 〈12〉
▽〈13〉。疲れて空腹である弟子たちを「最後まで愛し抜かれた」〈ヨハ13:1〉主イエスは、彼らの朝の食事を与えられた。5つのパンと2匹の魚。荒野のマナ。
▽主イエスは、弱っている者、失望している者を包み込む愛をもって、霊と肉の必要を満たし、励まし、再び立ち上がらせてくださるお方なのです。
大丈夫です。イエスはあなたを愛し、疲れをいやし、再スタートをさせてくださる。