「信仰による前進」
2024.6.30. 礼 拝
民数記14:6-9(P235) 「信仰による前進」
モーセは、主からの命令を受けて、十二人をカナンの土地へ遣わし、偵察させました。カナンの土地は、良い所であったものの大きな問題もありました。そんな状況の中でヨシュアとカレブだけが「断然上っていくべきです」〈13:30〉と力強く語ったのです。
1.主の約束は変わらない
主は、アブラハムに語った「あなたの子孫にこの土地を与える」〈創12:7〉との約束を覚えておられました。そして、イサクやヤコブ、モーセに対してもこの約束をくり返して語られているのです。ヨシュアとカレブが「必ず」という言葉を用いることができた根拠はここにありました。主の約束が書かれている御言葉を握り続けましょう。
2.主に目を向ける
私たちは、問題が起こるとそのことばかりに目が向いてしまいます。ヨシュアとカレブ以外の十人は、問題を見て、希望が失望に変わってしまったのです。しかし、ヨシュアとカレブは、問題を見た上で神に目を向けたのです。そして、主の御心に適うなら、主が導き入れ、主が与えてくださると確信したのです。問題の中でも主は必ず働いてくださいます。
3.主と共に進む
ヨシュアとカレブにも当然のように不安があったことでしょう。それでも前を向くことができたのは、主が彼らと共におられたからです。私たちは、自分自身の中で計画を立てます。その計画が私の思いや考えだけになっていないでしょうか。主は私たちを導いてくださいます。どんな時にも主に聞き、主と共に進んでいく者となりましょう。
私たちの周りには、いつも様々な問題があります。しかし、主が共にいるならば大丈夫です。自分自身の力ではなく、主に信頼し、委ねて進んでいきましょう。