「信じて待つ」
2021.9.12. 礼 拝
ハバクク書2:1-4(P1465) 「信じて待つ」
預言者ハバククは、不義が栄え正義が苦しむ現実を嘆き、主なる神様に叫びました。私たちの人生も「なぜ」「どうして」と感じることのくり返しです。その中で、私たちは信仰者としてどのように歩んでいけば良いのでしょうか。
1.主の答えを聞く
私たちは自分自身の思いを主に叫ぶだけで終わってしまうことがあります。ハバククは「神がわたしに何を語り/わたしの訴えに何と答えられるかを見よう。」〈1〉と主の答えを聞く備えをしたのです。どんなに難しい問いかけであったとしても主は答えを与えてくださいます。あなたはいつも主の答えを聞く準備ができていますか。
2.主の時を待つ
待つことはとても忍耐が必要な事柄です。それは、将来にどのようなことが起こるかが私たちには分からないからです。主はそんな私たちに待つことと同時に「それは必ず来る」〈3〉と約束してくださっているのです。どのような状況の中でも私たちには希望が与えられています。主のなされる御業に大いに期待しましょう。
3.主の真実によって生きる
「神に従う人は信仰によって生きる。」〈4〉とは、主の真実に信頼して歩むことです。私たちは目の前にある状況から様々な判断します。そして、失望したり、物事を諦めたりするのです。主は私たちに日々真実を示してくださいます。自分自身の力に頼るのではなく、主に依り頼みつつ、日々の信仰生活を進んでいきましょう。
私たちが今抱えている問題はどうすることもできない問題かもしれません。主はその問題を必ず解決してくださいます。ただ主を信じ、待つ者となりましょう。