「今日のわたし」   

2024.9.15.     礼 拝

Ⅰコリント15:10(P320)     「今日のわたし」

 

使徒パウロは、人々に語ったり、手紙を書いたりする時に、過去をよく振り返りました。私たちの人生は、過去の積み重ねで今があるからです。その中で彼が注目したのは、神の恵みでした。主なる神様は、私たちの人生の中でどのように働いてくださるのでしょうか。

1.恵みを与えてくださる 

私たち私たちは、それぞれが「今日」という時を生きています。特に何も考えることもなく、毎日を過ごしているのが実際です。ただ、一日として同じ日はないのです。当たり前だと感じることの連続であったとしてもそこには神の恵みが溢れています。神があなたにしてくださった一つ一つのことを数え、神の恵みに感謝する者となりましょう。

2.用いてくださる 

パウロは、神に仕える者として多く働きました。しかし、元々は、キリスト者を迫害するような人物だったのです。そんな彼を変えたのは、主なる神様でした。私たちは、できないことばかりを先に考えてしまい、なかなか行動することができません。そんなあなたを神は用いるのです。神に背中を押していただき、一歩を踏み出しましょう。

3.共に歩み続けてくださる 

パウロの人生には、様々な困難がありました。けれども、彼は、一人ではありませんでした。神がいつも共におられ、その恵みの中を歩むことができたのです。このことによって、彼は神に仕え続けることができたのです。あなたは、今、自分自身だけで頑張っていませんか。いつも共に歩んでくださる神に目を留め、祝福を受け取っていきましょう。

「今日のわたし」があるのは、神の恵みによってです。神は、どんな時にも変わらず導いてくださいます。これまでの神の恵みを振り返り、これからも神と共に進んでいきましょう。