「人生が変わる一歩」
2020.11.1. ウェルカム礼拝
マルコ福音書5:25-34(P70) 「人生が変わる一歩」
聖書には十二年間も出血が止まらない病気を抱えた一人の女性が出てきます。全財産を使って治療をしても治らず、苦しみ続けていたのです。そんな彼女がここで人生が変わる一歩を踏み出しました。ここから今までとは全く違う新しい歩みが始まったのです。
1.イエス・キリストのもとへ行く一歩
この選択は決して簡単にできることではありませんでした。なぜなら、彼女の状況は「穢(けが)れた者」とされていたからです。町に出入りすることすら禁じられていたのです。それでも勇気を出して一歩を踏み出しました。私たちは行動する前から様々なことを考えます。しかし、イエス・キリストはあなたのそのままを受け入れてくださるのです。
2.イエス・キリストに委ねる一歩
「この方の服にでも触れればいやしていただける」〈28〉と思い、彼女は手を伸ばしました。そこには期待だけではなく、疑いもあったかもしれません。完全に委ねるのは難しいことです。イエス・キリストはそんな私たちのことも知っていてくださいます。どんなに小さな期待であっても、そこから踏み出す一歩を必ず祝福してくださるのです。
3.イエス・キリストと共に歩む一歩
イエス・キリストは彼女に「癒された」ではなく「あなたの信仰があなたを救った」〈34〉と言われました。彼女は様々なものから切り離された者でした。ここでその関係は回復されたのです。私たちはイエス・キリストによって真の自由を得ることができます。また、その後も共に歩んでくださり、祝福に満ちた歩みを与えてくださるのです。
イエス・キリストは、あなたの人生を祝福に満ちたものへと変えてくださいます。今日、人生が変わる一歩をあなたも踏み出してみませんか。