「人を用いられる主」

2016.2.7.       礼 拝

 

出エ 2:1-10(P95)      「人を用いられる主」

 

知的な教育〈出エ2:1-10〉―――王女の子としての40年

▽律法を授けるための知識と知恵を学ぶため、王女を用い、エジプトの学問を。

・王女は王の命令〈1:22〉を知り、ヘブライ人と知った〈6〉上で、わが子としました〈10〉。

・王女は、乳離れするまで、手当てを払って実母に養育させました〈9〉。

▽主は、モーセがヘブライ人の自覚と主の知識を得るために姉の知恵と勇気〈7〉と実の両親に養育させてくださった〈9、10〉。ステファノは「モーセはエジプト人のあらゆる教育を受け、すばらしい話や行いをする者」なったと証言〈使7:22〉。

 

実地での訓練〈出エ2~3章〉 ―――羊飼いとしての40年

▽40歳になって、同胞が重労働で苦しむのを見、また、同胞を打つエジプト人を殺したため〈2:11、12〉、ファラオを恐れてミディアンの地に逃れました〈2:16〉。

▽羊飼いとして過ごすある日、彼は神の山ホレブで主に召されました。主は民の苦しみを見、叫びを聞かれ〈3:7〉、彼を救出者として選ばれたのです〈3:10〉。

・主の自己紹介。「あなたの父の神、アブラハム、イサク、ヤコブの神」〈3:6〉。

・「わたしはある。わたしはあるという者だ」〈3:14〉。(創始者。主権者。永遠者)

 

助け人と共に〈出エ4章〉 ―――兄のアロン

▽主は、使命に伴う三つのしるし(杖、重い皮膚病、水が血となる〈4:1-9〉)を見させますが、モーセは、いろいろと言い訳をして、召しを拒みました〈1、13〉。

▽「神の賜物と召命とは変わることがありません」〈ロマ11:29(改)〉とあるように主は、そのため助け人として兄アロンを与えます〈16〉。主が伴うしるしの杖と共に〈17〉。

主は、あなたを、あなたの親族、友人、同僚、知人を主に導く証人として召しておられます。「私がここにいます。私を遣わしてください」と従いましょう。