「井戸を掘る」

2024.8.4.     礼 拝

創世記26:15-(P)25(40)     「井戸を掘る」

イサクは、そこに祭壇を築き、主の御名を呼んで礼拝した。彼はそこに天幕を張り、イサクの僕たちは井戸を掘った〈25〉。

1.井戸を掘ること 

砂漠地帯では水は貴重なもので、この場所で生きるために井戸は必要不可欠です。妬まれたイサクは、ペリシテ人から生活の場を移すように言われ、元々居た場所から谷間に移りました。しかし、そこで掘り返した井戸を2度〈20、21〉も奪われてしまいます。

水が無いことは、死を意味します。

2.イサクの行動 

イサクは争いを避けその場所から移りました。アブラハムは信仰の人と呼ばれ積極的に行動しますが、息子イサクは消極的な印象です。彼らは、更に一つの井戸を掘り当て〈23〉この広い場所を神様が与えてくださった「レホボト(広い場所)」と名付けます。

イサクは争わない選択をしました。それは弱さではなく、神様に信頼し、その導きに感謝する人だったからです。

3.神を礼拝する 

イサクがべエル・シェバに上った時、神様が初めてイサクに直接、現れ(語られ)ました。「父アブラハムの神様が、自分を祝福してくださる」ことを聞くと、彼はすぐに祭壇を築き、主を礼拝しました。その時、僕たちは新しい井戸を掘り当てます。

神様はイサクといつも共にいて、祝福で満たしてくださいました。彼はどこに行っても、井戸を掘り当て水を得ることができたからです。

お祈り 天にいます父なる神様。イサクの祝福をみました。私たちもいつもあなたに信頼し、信仰を持って行動し、感謝することができるように助け導いてください。イエス様の御名によってお祈りします。アーメン。