「互いに祝福し合う者」
2012.6.3. 礼 拝
Ⅰペトロ3:1-9(P431) 「互いに祝福し合う者」
Ⅰ.妻たちよ〈1-6〉
夫に従いなさい〈1〉:女性が男性に従うべきであるという事でなく、夫婦関係の中で夫に従うこと。未信者の夫であっても。(当時の社会状況が背後にある)
無言の行い〈1〉:夫を恐れるからでなく、神を畏れ敬うが故の真実な生活。その姿を夫(特に未信者)は見ている(注意深く観察している)からです〈2〉。
心の装い〈4〉:いつかは失せてしまう表面の美しさではなく、「柔和で淑(しと)やかな気立て」という変わる事のない心の装いこそ が無言の証しです。(Ⅰコリント7:10-16)
・サラは神を畏れ敬うように夫を「主」と呼び、愛し、信頼し、従いました〈5,6〉。
Ⅱ.夫たちよ〈7〉
自分より弱い者と弁え、生活を共にする:夫は妻の頭(かしら)ですが、妻が身体的に弱い事を理解し、互いに罪赦された者、永遠の命を受け継ぐ者であると自覚し、妻を愛し、配慮し、尊敬して、すべての面で生活を共にすることです。
夫は家族の霊(信仰)的リーダー:ですから祈りは欠かせません。だからこそ、夫婦仲良く生活して、祈りの妨(さまた)げとならないよう注意が必要です。
Ⅲ.すべての信徒たちよ〈8-9〉
心を一つにする:福音の証人となる事を目標とした御霊と信仰と愛の一致。
同情し合う:互いに相手の立場になって、相手の気持ちを共感する。
兄弟を愛する:互いに主にある兄弟姉妹として、肉親のように愛する。
憐れみ深くする:試練の中にある人や、弱っている人と共に歩む。
謙虚になる:自分を十字架につけ、自我に死ぬ。(ガラテヤ2:19-20)
あなたも祝福を受け継ぐために召された者として、互いに祝福を祈りましょう〈9〉。