「主を賛美せよ―私たちの礼拝―」

2020.6.14.       礼 拝

 

詩編117編(P957)       「主を賛美せよ―私たちの礼拝-」

 

礼拝に関する事柄が聖書には多く書かれています。それも一つの出来事が
起こった後に書かれていることが多いのです。今、私たちの日常は目まぐる
しく変化しています。そんな時だからこそ、何のために私たちは礼拝を献げ
るのかということを考えていきたいのです。

 

1、主の御業に感謝するため
聖書はくり返して「主を賛美せよ」、「主をほめたたえよ」〈1〉と勧めてい
ます。それは、主がいつも良いことをしてくださるからなのです。人生には
良いと感じる時もあれば、悪いと感じるときもあります。しかし、振り返っ
てみると、その中に主の恵みがたくさんあるのです。何よりもまず主がして
くださったことに感謝を献げましょう。

 

2、主によって一つとなるため
イスラエルの民たちにとって「すべての国よ」、「すべての民よ」〈1〉という言葉は素直に受け取れない言葉でした。私たちには様々な壁があるからです。主はそんな私たちを一つとしてくださいます。それはまるでひとりであるかのように見えるのです〈歴代下5:13・新改訳〉。その時、主の栄光がそこに満ちるのです。

 

3、主によって前進するため
私たちは一つの出来事が終わると、立ち止まってしまうことがあります。
けれども、私たちは前進し続ける必要があります。礼拝は私たちにとって
ゴールではなく、給水所です。さらに進んで行くために力を得るところな
のです。私たちは自分たちの力で前進するのではありません。主から力を
受けることによって前進することができるのです。

 

「主の慈しみとまことはとこしえに」〈2〉。今日も私たちは主を賛美し、主
によってさらに強められ、前進する教会とならせていただきましょう。