「主の用なり」 前川圭司師
2024.10.27. 礼 拝
マルコによる福音書11:1-3(P83) 「主の用なり」
神は備えてくださる方
・主イエスは十字架にかかるためにエルサレムに向かわれた。その時主イエスは白馬ではなく、ろば、しかも子ろばに乗って入城された。
・ろば ・愚鈍(ぐどん)=かしこくなく、動きがにぶい。
・家畜としてはふさわしくない(馬・牛・羊などに比べて)
なぜイエスはろばの子に?
・預言の成就「娘シオンよ、大いに踊れ。娘エルサレムよ、歓喜の声をあげよ。見よ、あなたの王が来る。彼は神に従い、勝利を与えられた者。高ぶることなく、ろばに乗って来る。雌ろばの子であるろばに乗って」 (ゼカリヤ9:9)
・メシヤ・イエスの柔和と謙遜の象徴(シンボル)を示すため。
私たちもろばの子のような者
・「人はそれぞれ、自分自身の欲望に引かれ、唆されて、誘惑に陥るのです。そして、欲望ははらんで罪を生み、罪が熟して死を生みます」〈ヤコ1:14‐15〉。
・私たちも自分がろばの子のような者であることを自覚して、上着(高ぶり・プライド)を脱ぎ捨てて、主イエスに近づきましょう。 そして――
・5タラント預かった者は5タラント、2タラント預かった者は2タラントをフル活用して主イエスのために働こう。1タラント預かったしもべのようにならないよう気をつけて。
・私はごく普通の人間で特別な才能や技術もありません。しかし、主は福音の伝道者として選び召してくださっています。
「御心に適うことをイエス・キリストによってわたしたちにしてくださり、御心を行うために、すべての良いものをあなたがたに備えてくださるように」〈ヘブ13:21〉。