「主の恵みを受け取るためには」
2024.8.18. 礼 拝
列王記下5:9-14(P584) 「主の恵みを受け取るためには」
主の恵みは、私たちに注がれて続けています。ただ、多くの人たちが恵みを受け取れていないのです。アラムの王の軍司令官であったナアマンは、一つ一つの事柄を通して、恵みを受け取る準備をしました。主の恵みを受け取るために必要なこととは一体何なのでしょうか。
1.一歩を踏み出す
ナアマンは、重い皮膚病を癒してもらうために、預言者エリシャのもとへ出かけていきました。このことは、決して簡単なことではありませんでした。それでも一歩を踏み出すことができたのは、彼の力ではなく、主が彼を導いてくださったからです。状況を見て諦めてしまうのではなく、導いてくださる主に期待しましょう。
2.主の言葉を受け取る
主がエリシャを通してナアマンに命じられたのは、①ヨルダン川に行くこと、②そこで七度身を洗うことでした〈10〉。これらのことが今の彼にとって必要なことだったのです。主は、それぞれの状況を知っていてくださいます。そして、必要な時に、最も良い言葉を与えてくださるのです。御言葉を自分自身のものとして受け取りましょう。
3.握っているものを手放す
ナアマンは、すぐにヨルダン川へ行くことができませんでした。そこには、彼の常識やプライドが邪魔をしました。これが彼の握っていたものでした。私たちの握っているものは、私たちを主の恵みから離してしまうものです。しかし、握っていたものを手放した時、素晴らしい主の恵みを受け取ることができるのです。
主の恵みを受け取るためには、主に全てをお任せする必要があります。今日も主はあなたのために恵みを備えていてくださいます。主のなされる御業に大いに期待しましょう。