「主によって喜ぶ者となる」
2023.9.3. 礼 拝
フィリピ4:4-7(P366) 「主によって喜ぶ者となる」
私たちの歩みは、思い煩うことの連続です。パウロは、フィリピの信徒への手紙の中で繰り返し「喜びなさい」〈4〉と勧めました。このことは、私たちの努力によるのではありません。主によるならば、私たちは常に喜ぶことができるのです。
1.すぐ近くにいてくださる
私たちは、時として孤独を感じることがあります。問題を抱える中で、自分自身のことだけに目が向くのです。しかし、私たちは一人ではありません。主は、聖霊を信じる全ての人に与えてくださいました。いつも変わることなく、すぐに近くにおられるのです。どのような時にも主に目を向けていきましょう。
2.祈りを聞いてくださる
「思い煩う」〈6〉と訳されている言葉には、「心を分ける」という意味があります。私たちは、日々の生活の中で様々なことで思い煩うのです。思い煩いに立ち向かうためには、祈りが必要です。なぜなら、「何事につけ」〈6〉祈ることができるからです。あなたは、いつも主に祈ることができていますか。
3.平和を与えてくださる
問題は、私たちの心を弱らせていきます。しかし、主は、私たちの心と考えを守ってくださるのです〈7〉。そして、神の平和の内を歩むようにさせてくださるのです。私たちが今おかれている状況を主はご存じです。その中にあって働き、最善をなしてくださるのです。目の前の状況を見て諦めるのではなく、主に全てを委ねていきましょう。
私たちは、喜ぶことができます。その喜びは、主から与えられているからです。だから、何が起こっても大丈夫です。主に委ね、期待して今日も主にある喜びを体験していきましょう。