「主こそ神」

2024.1.14.     礼 拝

 

列王記上18:21-39(P563)     「主こそ神」

 

預言者エリヤは、バアルの預言者たちと対決することとなりました。この所で彼がしたことは、ほんの少しのことでした。主が彼を用いて働かれたのです。今も生きて働いておられる主は、私たちを通して栄光を表してくださいます。

1.祈りに答えてくださる

どちらも「答えてください」〈26,37〉とそれぞれの神に祈りました。ただ、バアルの預言者たちが必死に求めたとしても「声もなく答える者もなく、何の兆候もなかった」〈29〉のです。一方、エリヤの祈りは、すぐさま答えられたのです。主は、どのような時にも私たちの祈りを聞いてくださいます。主に期待し、祈るために主の前へ進み出ましょう。

2.勝利を与えてくださる

エリヤの勝利を予想した人は、ほとんどいなかったことでしょう。なぜなら、450対1の戦いであったからです〈22〉。私たちは、劣勢の状況におかれることがあります。そんな時、状況を見て、諦めてはいないでしょうか。しかし、だからこそ、全てを主に委ねたいのです。主は、劣勢な状況にあったとしても輝かしい勝利を与えてくださいます。

3.決断を与えてくださる

この所にいたのは、エリヤとバアルの預言者たちだけではありません。イスラエルの民たちもそこにいたのです。彼らは、どっちつかずに迷っていました〈21〉。主は、彼らに決断を与えてくださいます。「主こそ神です」〈39〉と信仰告白する者とならせてくださるのです。信仰は、主が与えてくださいます。ただ、主だけを信頼する者となりましょう。

私たちも日々「主こそ神です」と信仰告白する者となりたいのです。どのような状況にあっても、自分自身の力に頼るのではなく、主を信頼し、主に委ねていきましょう。