「主からの召命」

2018.1.21.       礼 拝

 

エレミヤ1:4-10(P1172)       「主からの召命」

 

エレミヤは「涙の預言者」や「苦難の預言者」とも呼ばれている人物です。国が崩壊に向かっている時代にあって、彼は主からの召命を受けて立ち上がりました。主からの召命とは、一体どのようなものなのでしょうか。

 

1.主によって選ばれる

現代社会は能力によって選抜されていきます。しかし、主の選びはそうではありません。「あなたを母の胎内に造る前から」〈5〉と語られているように、能力では決して左右されないのです。私たちは、ただ主の計画の内にあって選ばれているのです。

 

2.主によって遣わされる

一歩を踏み出すことはとても勇気のいることですが、主はそんな私たちに励ましを与えてくださいます。それだけでなく、共に働くパートナーとしていつもそばにいてくださるのです。充実したアフターフォローの主に信頼する者となりましょう。

 

3.主によって言葉が授けられる

エレミヤは主からの召命に戸惑いました。それは、彼が若者であったからです。実際のところは、自信がなかっただけかもしれません。しかし、主はその弱さを知っておられ、彼が一番必要な「言葉」を授けてくださいました。主は私たちのすべきことを教え、必要なものを与えてくださるのです。

 

あなたが主から委ねられている働きは何でしょうか。「私なんて何もできない」と思うのではなく、主と共に一歩を踏み出す者となっていきましょう。