「一歩踏み出す前に」

2023.11.26.     礼 拝

 

エズラ記8:21-23(P733)     「一歩踏み出す前に」

 

エズラは、イスラエルに掟と法を教えることに専念しました〈7:10〉。このことは、決して容易なことではなく、彼にとって一つの挑戦でした。私たちの信仰生活の中でも様々な事柄に挑戦していきます。そんな時、どのように歩みを進めていったら良いのでしょうか。

1.主と共に挑戦した

エズラの働きの第一歩は、断食から始まりました〈21〉。自分自身には何もないことを認め、主に依り頼んだのです。主は、そんな彼と共にいてくださいました。そして、どのような時にも共に挑戦してくださるのです。私たちは一人ではありません。常に守り、助け、力が与えられています。主の前にへりくだり、主と共に進んでいきましょう。

2.信仰の通りに実行した

エズラは、王に求めることのできた立場であったにも関わらず、それを行いませんでした〈22〉。私たちは、自分自身の目に見えるものに真っ先に頼ってしまうことがあります。しかし、彼は、この場面でも主に信頼したのです。主は、私たちに良いことをしてくださいます。主のしてくださったことを思い起こし、信仰によって歩んでいきましょう。

3.主は祈りを聞き入れてくださった

主に信頼して進んでいこうとしているエズラですが、彼の中で不安が全くなかったかと言うと、そうではありません。しかし、主は祈りを聞き入れてくださった体験が確信と平安へと繋がっていったのです。主は、私たちの祈りを聞き、働いてくださいます。どのような時にもこのお方に頼る者となっていきましょう。

主の前にへりくだることが私たちのできる第一歩です。主は、私たちの祈りを聞き、働いてくださいます。主に頼り、主と共に進んでいきましょう。