「レプトン銅貨2枚」
2021.11.21. 礼 拝
マルコ12:41-44(P88) 「レプトン銅貨2枚」
貧しいやもめは、レプトン銅貨2枚を献金としてささげました。イエス様はそんな彼女の姿を見て、「賽銭箱に入れている人の中で、誰よりもたくさん入れた」〈43〉と言われたのです。彼女の信仰はどのようなものだったのでしょうか。
1.主の前に行く
賽銭箱の前は、彼女にとって惨めさを感じるような場所でもありました。私たちはすぐに人と比べてしまうところがあります。それでも彼女は行動したのです。それは、主の愛に応えたいと願ったからです。そこに周りの人たちは関係ありませんでした。主は私たちにたくさんの愛と恵みを与えてくださいます。主の前へと一歩を踏み出していきましょう。
2.握っているものを手放す
レプトン銅貨2枚をささげるという選択は、これからの生活を大きく左右することでした。握っているものを手放すのは、難しいことです。なぜなら、まず手放した後のことを考えてしまうからです。しかし、その先には主の恵みが備えられているのです。あなたが今、握っているものは何でしょうか。
3.主を見上げて歩む
彼女の行動は、先を見ない無謀な行動であったかもしれません。ただ、彼女がこの時に見ていたのは、先ではありませんでした。主を見上げていたのです。小さいものでも用いてくださることを喜び、ささげたのです。そして、心から主に信頼していたのです。主を信じる者は、誰も失望することがありません〈ロマ10:11〉。
礼拝が当たり前のものとなってはいないでしょうか。主は私たちのうわべではなく、心を見られます。あなたの全てをもって日々主に仕える者となりましょう。