「キリストの花嫁」
2015.4.12. 礼 拝
創世記 24:6-7(P34) 「キリストの花嫁」
アブラハム(父なる神の型)は、僕エリエゼル(聖霊の型)に息子イサク(キリストの型)の花嫁(教会の型)を自分の故郷から選び、連れ帰るように命じます〈3、4〉。エリエゼルは、祈りによってイサクの花嫁にリベカを選びます〈11-15〉。リベカは、イサクとの結婚を自分の意志で決めました〈58〉――入信の決心。
私たちは、キリストの花嫁となる日を待望しています。「小羊の婚礼の日が来て、花嫁は用意を整えた」〈黙19:7〉。「霊と花嫁とが言う。『来てください』」〈黙22:17〉。
決心したリベカは、エリエゼルに導かれイサクの所へ旅立ちます。親元を離れ、らくだの上での不便な生活の毎日。その旅路は困難だったでしょう。しかし、彼女は一人ではありません。エリエゼルが一緒です。エリエゼルは途中、アブラハムやイサクについていろいろと話してくれたでしょう。リベカはその希望に支えられて旅を続けます。
「父のもとから出る聖霊が来る時、その方が私について証しをなさる」〈ヨハ15:26〉。聖霊はいつもあなたと共にいて、慰め、励まし、信仰の旅路を導いてくださっています。
イサクは、リベカを母サラの天幕(天の住まいの型)に導き〈ヨハ14:2-3〉、妻としました〈67〉。私たちもキリストの花嫁として迎えられる日が必ず来ます。「小羊の婚宴に招かれている者たちは幸いだ」〈黙19:9〉とありますが、「そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、わたしたちは待っています」〈フィリ3:20〉。アーメン。
私たちも「十人のおとめ」のたとえ話の「賢いおとめ」のように、いつ花婿が来られても、すぐ迎えに出られるよう、常に聖霊に満たされ、目を覚ましていましょう〈マタ25:1-13〉。
[お祈り] 天のお父様、御名を賛美します。私をキリストの花嫁として選んでくださり、日々、聖霊によって導いてくださって感謝します。花婿なるイエス様の御名で。アーメン