「イエスの死の意味」

2013.4.21.          礼  拝

 

マルコ15:25-39(P95)          「イエスの死の意味」

 

Ⅰ.(あざけ)(ののし)られるイエス

神殿を壊し、三日で建てる者〈20〉

イエスのみことばを理解できない、霊的に盲目だから(ヨハネ2:19-22)。

十字架から降り、自分を救え〈31-32〉

主は十字架から降りられる(マタイ26:53,54)。イエスは武力による革命家ではない。

これらは預言の成就〈29-32〉→(詩編22:2,8-9)(イザヤ53:3,12)

 

Ⅱ.イエスの死の意味

罪状書き〈26〉- ピラトは祭司長たちの要求を拒んだ。(ヨハネ19:21-22)

イエスは神を冒瀆したのではなく(マタイ26:63-65)、ローマに反抗したとして死刑。

暗闇〈33〉― 神との断絶、罪の呪いの象徴。(アモス8:9)の預言の成就。

イエスは「わが父」ではなく、私たちの身代わりとして「わが神」と呼ばれた〈34〉。

神殿の垂れ幕が裂けた〈38〉- 聖所と至聖所とを区切る幕(レビ16:32-34)。

イエスの購いの死により、罪のいけにえは必要なくなった。(ヘブライ10:20。4:16)

 

Ⅲ.百人隊長の告白

▽「本当に、この人は神の子だった」〈39〉- マルコが一番伝えたかったこと。

ユダヤ人ではなく、異邦人が信じたとは、何と皮肉なことか。これは、イエスの十字架の購いが、すべての人に必要である事を示す。(ヨハネ10:16)

▽ イエスは、父の御心を完成するため、嘲り罵りに耐えられた。(フィリピ2:6-8)

それは、すべての人が「イエスを主」と告白し、父なる神を讃えるため。(フィリピ2:10-11)

あなたもイエスの死の意味をはっきりと理解し、「イエスを主キリスト」と告白しよう。