「わたしは知らなかった」
2022.2.6. ウェルカム礼拝
創世記28:16(P46) 「わたしは知らなかった」
ヤコブは主なる神様のことを知っていました。父イサク、母リベカからも様々なことを伝え聞いていたでしょう。しかし、それは「わたしの」神ではありませんでした。主はそんなヤコブと出会ってくださり、信仰の一歩を踏み出させたのです。
1.共にいる
ヤコブは、兄エサウの怒りを買い、逃亡生活を余儀なくされました。一緒に喜ぶ人も悲しむ人もおらず、孤独な旅でした。主はそんな彼の傍らに立たれたのです。私たちが一人だと感じるような時にも主は変わらず共にいてくださるのです。ある時はいて、ある時はいないというお方ではないのです。ここに私たちの希望があります。
2.決して見捨てない
ヤコブの人生は、失敗の連続でした。主を一番にするのではなく、自分勝手に考え、行動してきたのです。このことは、彼だけに当てはまるのではありません。私たちも同じなのです。しかし、主は何があったとしても私たちを見捨てることはありません。愛をもって関わり続けてくださるのです。
3.新しい歩みへと導く
主と出会った後にヤコブがまずしたことは、主を礼拝することでした。彼のこれまでの歩みは、自分中心の歩みでした。しかし、主と出会った時、神中心の歩みが始まったのです。ただ、完全に主を信頼して行動できたのではありません。それでも主は彼を「礼拝者として」「主を知る者として」新しい歩みへと一歩一歩導かれたのです。
主なる神様は、一人一人と関わってくださいます。今日、あなたも全てを主に委ねて、主と共にある新しい歩みへと踏み出してみませんか。