「わたしは渇く」

2016.2.14.       礼 拝

 

ヨハネ 19:28-30(P208)     「わたしは渇く」

 

イエスの渇き

▽イエスは、飢えや出血や痛みのため体は弱り、のどはカラカラに渇いています。人々は、それを少しでも和らげるため、酸いぶどう酒を飲ませようとしましたが、主は「なめただけで、飲もうとはされなかった」〈マタ27:34〉。

▽イエスはのどの渇きだけでなく、本当の渇きは私たちに対する熱い愛の故、私たち一人ひとりが、イエスの十字架を仰ぎ見て救われるためです。

▽イエスは、ひとりの女性を救うために、わざわざサマリアへ行かれました〈ヨハ4:4〉。

「水を飲ませてください」〈7〉。「わたしが与える水を飲む者は決して渇かない」〈14〉。「あなたの夫をここに呼んで来なさい」〈16〉。 「女は、水がめをそこに置いたまま町に行き、人々に言った」〈28〉。

 

わたしたちの渇き

▽教会は、主の恵みに飢え渇いている人々の集まる所です。

▽「涸れた谷に鹿が水を求めるように、わたしの魂は渇く」〈詩42:2、3〉とこの詩の作者と同じように飢え渇き、主を慕い求めましょう。

▽イエスは、あなたが何に渇いているかご存知です。そして「渇いている人はだれでも、わたしのところに来て飲みなさい」と言われます〈ヨハ7:37〉。

▽また、「わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その人の内から生きた水が川となって流れ出る」と約束されました〈ヨハ7:38〉。

主は「あなたの口を広く開けよ、わたしはそれを満たそう」〈詩81:11〉と招いておられます。口を大きく開けて、渇きを潤していただきましょう。