「わたしの助けはどこから来るのか」   

2024.10.20.     礼 拝

詩篇121:1-8(P968)     「わたしの助けはどこから来るのか」

 

人生は、旅と例えられることがありますが、そこには、良い時もあれば、悪い時もあります。「わたしの助けはどこから来るのか」〈1〉と立ち止まることもあるのです。そんな時、この詩編の作者は、山々を仰ぎました。そして、主なる神様の存在に目を留めたのです。

1.主は助けてくださる 

あなたは、人生の中で何を信頼して生きていますか。ただ、どうすることもできない状況におかれる時、その信頼は簡単に崩れ去ってしまいます。主は、どのような時であっても必ず助けを与えてくださいます。主に不可能なことは何一つありません。この詩編の作者のように、「わたしの助けは来る」〈2〉と力強く告白しましょう。

2.主は守ってくださる 

限界がない⇒主は、現実的に起こっている問題だけではなく、私たちの内面的な部分も守ってくださいます。主は、あなたの全てを守られます。

ずっと続いていく⇒主の守りは、一時的なものではありません。私たちが生まれた時から、この世での歩みを終える時まで変わることはないのです。

私たちがどこにいても、何をしていても、いつも変わらず主の守りがあります。

3.主は共に歩んでくださる  

当時の旅は、危険の連続でした。太陽や月さえも旅人に恐れをもたらすものでした。聖書は、私たちに主なる神様以外のものを恐れる必要はないとはっきりと教えています。全てのものを造り、治めておられる主が私たちと共に歩まれるからです。自分自身の力ではなく、主に全てを委ね、進んでいきましょう。

私たちの人生には、様々なことが起こります。しかし、わたしの助けは、今日も天地を造られた主のもとから来るのです。主に目を向け、どんな時にも主に信頼していきましょう。