「わたしに従いなさい」

2020.9.6.     ウェルカム礼拝   

 

マルコ福音書2:13-17(P64)     「わたしに従いなさい」

 

アルファイの子レビは、イエス・キリストとの出会いを通して人生が大きく変わりました。それは、彼を招き、彼が応答したことから始まっていきました。私たち一人一人も招かれている存在です。イエス・キリストはどのように働いてくださるのでしょうか。

 

1.目を留めてくださる

レビを見かけた時、そこにはたくさんの人たちが集まっていました。彼も大勢の中の一人と言える状況だったのです。しかし、彼に目を留められました。これは偶然ではありません。イエス・キリストにとって一人一人が大切な存在であり、いつも変わることなく目を留めてくださるのです。

 

2.声をかけてくださる

レビは徴税人という仕事をしていました。誰もが関わりたくないと思うぐらいに当時のユダヤ人社会では軽蔑された職業だったのです。そんな彼にイエス・キリストは「わたしに従いなさい」〈14〉と声をかけられました。私たちは自分自身で様々な条件を付けてしまいます。けれども、この言葉に応答するのに条件や資格は必要ないのです。

 

3.新しい歩みを始めさせてくださる

全ての人が例外なく罪を持って生きています。どれだけ努力をしたとしても自分自身の力では抜け出すことができないものなのです。イエス・キリストだけが罪から解放することができます。そして、罪を「後悔」させるのではなく、「悔い改め」させるのです。イエス・キリストとの交わりを通して新しい歩みが始まっていくのです。

 

イエス・キリストは全ての人を招いておられます。今日、あなたも「わたしに従いなさい」という招きに応答し、立ち上がりませんか。