「わたしこそ神であることを知れ」

2022.3.13.     礼 拝

 

詩編46:11(P880)     「わたしこそ神であることを知れ」

 

私たちの人生には、どうすることもできない問題が立ちはだかることがあります。主はそんな私たちに「知れ、わたしは神」と語られるのです〈11〉。心が騒ぐような状態にあったとしても、一歩立ち止まって、主なる神様を知る者となりたいのです。

1.主に目を向ける

現実は、否応なしに迫ってきます。そして、もう無理だと諦めてしまうこともあるのです。そのような中にあっても主は私たちと共にいてくださり、助けを与えてくださるのです〈6〉。また、その主の働きは、私たちが行動する前からすでに始まっているのです。現実に目を留めるのではなく、まず主に目を向けていきましょう。

2.主に身を避ける

私たちにはすでに逃げ込む場所が備えられています。それは、主なる神様のもとです。なぜなら、主は私たちの砦であるからです〈2〉。主のもとにいるならば、何が起こったとしても恐れる必要はありません。そこには安心と安全があるからです。どんな時にも主のもとに身を避ける者となりましょう。

3.主に全てを委ねる

私たちは問題が起こった時、解決のために奔走します。しかし、主は「力を捨てよ」(口語:静まって、新改:やめよ)と語られます〈11〉。それは、私たちが何もしないという意味ではなく、主に全てを委ねて頼ることなのです。あなたは自分自身だけで頑張ってはいませんか。あなたの重荷を主は共に負ってくださいます〈マタ11:28-30〉。

主を知る時、「わたしたちは決して恐れない」〈3〉と力強く告白することができます。今日も自分自身の力に頼るのではなく、共にいてくださる主に頼っていきましょう。