「まず、自分が変わる」
2015.6.28. 礼 拝
ルカ 23:34 「まず、自分が変わる」
自分自身を許す 「~した自分が悪い、許せないと思っている自分」三度もご自分を拒んだペトロに対するイエスの三度の問いかけ〈ヨハ21:15~17〉。
・「あなたは何をしたのか」ではなく、「あなたはわたしを愛しているか」です。
イエスはこの問いかけをくり返すことにより、主を裏切ったことに対する彼の心の傷を癒し、主に対する愛を回復するチャンスを与えられたのです。
自分自身を許さないと、過去の傷が癒され、立ち直ることができないからです。
人を許す 「過去に自分の心や体に傷を負わせた人」
あなたは心の奥に閉じ込め、思い出したくない傷や痛みはありませんか。ペトロの質問に対する主イエスの答え〈マタ18:21-22〉。
・もし、主があなたの罪をすべて覚えておられ、赦す回数が決まっているとしたら?
・「主の祈り」を心に留めましょう。相手を許せるか、どうかは関係ありません。許しは愛の行いです。信頼することとは別です。どこまでも許すという愛です。
許すとは、過去の心の傷、辛い感情を思い出すたびに、その痛みや感情がなくなり、全く許すことができるまで、祈り続けましょう。許すとは忘れることです。
自分を変える祈り 「過去の体験によって束縛されている心を解放する」
①無条件で許すと決心する。祈る時に、自分を傷つけた人を個人的に思い出し、その人を許すとはっきりと意識し、決断し、宣言する。
②自分の罪をすでに赦してくださっている主に、傷が癒され、解放されるよう祈る。
③主イエスの模範に倣って祈る〈ルカ23:34〉 ⇀〈ルカ6:27-28〉。
あなたは過去の体験を変えることはできません。しかし、この3つの祈りをすることによって、許しを妨げている扉をこじ開け、将来を変えることはできるのです。