「なだめの献げ物」
2014.6.15. 礼 拝
レビ 1:3-4 「なだめの献げ物」
シナイ山から語られていた神は、幕屋に降りてこられ、民の真ん中に住み(出エ40:34)。モーセを通して民に語られました(レビ1:1)。イエスも人となってこの地に降りてこられ、私たちの真ん中を歩まれ、語られました(ヨハ1:14)。
聖なる神が罪深い私たちの中に住んでくださるためには、罪に対する神の怒りによって、滅ぼされることがないように、様々な献げ物が定められました。(1-3章)で「祭壇で燃やして煙にする」が10回、「なだめの香り」が7回くり返されています。それは私たちの罪に対する神の怒りをなだめる必要があるからです。また、いけにえの動物は「無傷のもの」ともくり返されています。
御子イエスは父なる神をなだめるため、これらの献げ物となられました。「焼き尽くす献げ物」〈1章〉:私たちの身代わりに命を捨てられた(ロマ5:8)。「和解の献げ物」〈3章〉:私たちの和解のため、断絶された(エフェ2:16)。「贖罪の献げ物」〈4章〉:私たちを解放するため、命の代価を払われた(Ⅰペト1:18-19)。
イエスの十字架の贖いによって罪が赦された事実を心から感謝しましょう。
〈お祈り〉 天の父なる神様、僕の罪を贖うため、御子をお遣わしくださったことを感謝します。御子イエス様、十字架を感謝します。聖霊様、心を開き、贖いの御業を信じさせてくださって感謝します。イエス様のお名前によって、感謝してお祈りします。 アーメン