「とっさの祈り」
2021.8.22. 礼 拝
ネヘミヤ記2:1-8(P740) 「とっさの祈り」
ネヘミヤは、私たちが想像できないほどの大きな不安を抱えていました。それでも、彼は大胆に行動することができました。それは、彼の「とっさの祈り」によってでした。ここでも彼は祈りによって前進することができたのです。
1.主は時を備えてくださる
ネヘミヤは、まず待つことから始めました。それから約4ヶ月が過ぎた頃、王にエルサレムの状況を伝える時が与えられたのです〈2-3〉。偶然のようにも思える出来事です。しかし、全ては主の計画の内なのです。主は、私たちにとって最も良い時に、最も良い方法へと導いてくださいます。主の時を期待しつつ、待つ者となりましょう。
2.主は勇気を与えてくださる
エルサレムの状況を聞いた王は、「何を望んでいるのか」〈4〉と問いかけました。彼はここでとっさに祈ったのです。そして、再建したいと大胆に願い出たのです。祈りを通して、主は私たちに勇気を与えてくださいます。どのような問題にも立ち向かっていく力を与えてくださるのです。あなたはいつも主に祈る備えができていますか。
3.主は恵みを与えてくださる
ネヘミヤの願いに対する王の反応は好意的なものでした〈6〉。ただ、この彼の願いが叶った理由は、王の好意や彼が誠実に準備をしてきたからでもありませんでした。神の御手が彼を守ったからなのです〈8〉。全ては神の恵み深い力なのです。主によって彼は大きな前進が与えられたのです。全てを主に委ね、主の恵みを受け取りましょう。
私たちは一人ではありません。主なる神様はどんな時にも私たちのそばにいて、祈りを聞いてくださいます。主に祈り、力づけられて、今日も前進していきましょう。