「できないからの脱却」
2023.8.27. 礼 拝
出エジプト記4:10-17(P98) 「できないからの脱却」
主は、私たち一人ひとりを選び、用いてくださいます。ただ、多くの場合、私たちの口から出てくるのは、「できない」という言葉なのです。それでも主は私たちを諦めることなく、主に仕える者として整えてくださるのです。
1.弱さを用いてくださる
モーセは、自分自身が「口が重く、舌の重い者」〈10〉であることを理由に主からの語りかけを拒みました。私たちは、自分自身の能力を考え、できるか、できないかを考えます。しかし、その能力を与えてくださったのも主なる神様です。周りには見せたくないような弱さをも主は用いてくださるのです。
2.何度でも呼びかけてくださる
主の答えを受けてもなおモーセは主に応えることができませんでした〈13〉。そんなモーセの不信仰に対して主は怒りを燃やされました。けれども、モーセの不信仰ゆえに「モーセを用いたい」という主の計画が変わることはありませんでした。主は、何度でも呼びかけてくださり、最善の方法を備え、私たちを成長させてくださいます。
3.共に働いてくださる
主とのやり取りの後、モーセは、エジプトに戻り、イスラエルのリーダーとして立ち上がっていきます。しかし、このことは、モーセだけでできたのではありません。主がどんな時にも彼と共におられ、働いてくださっているのです。主は、私たちに物事を丸投げされるのではなく、丁寧に教え、共に働きを進めてくださるのです。
「できない」という言葉が口癖になっていませんか。主は、あなたのそのままを用いられます。主に全てを委ね、あなたのできることをもって今日も主に仕えていきましょう。