「ただ神に信頼する」  

2025.12.28.     礼 拝

詩編62編(P894)      「ただ神に信頼する」

わたしの魂は沈黙して、ただ神に向かう。神にわたしの救いはある〈2〉。

1.沈黙=神への信頼

ダビデの人生は波乱万丈でした。少年時代に巨人と戦い勝利し、仕えているサウロ王に命を狙われ逃げ続けました。王になった後も、信頼している人に裏切られ、人間不信に陥りそうな状況の中で、この詩編がつくられたのです。彼は周りの状況や人の言葉に左右されることなく、ただ神の前に沈黙します。

沈黙は、完全に諦め、何もしないことでしょうか?すべて肯定し受け入れるということでしょうか?ダビデの沈黙は、神様への絶対的な信頼です。

2.神への告白 (主を証しする)

ダビデは「わたしは動揺しない」〈3、7〉、どんな状況に置かれても、たとえ人は裏切っても、神様は「わたしの救い」、「わたしの岩」、「砦の塔」だから、と告白しているのです。私たちは、問題が起こった時、どのように対処しますか?ダビデのように絶対的な信頼を持ちつつ、主の前で静まって祈りましょう。

ダビデの告白は、力強く主を証ししています。私たちも同じ信仰をもって、祈る者とならせていただきましょう。

お祈り 天にいます父なる神様、私たちがいつもあなたに信頼を置き、あなたの前に沈黙して祈る時、必ず救い出してくださるお方であること信じます。私にとって良いお方であることを、確信させてくださるように導いてくださり感謝します。救い主イエス様の御名によってお祈りします。アーメン