「この町には、わたしの民が大勢いる」
2025.3.23. 礼 拝
使徒言行録18:9-10(P249) 「この町には、わたしの民が大勢いる」
使徒パウロは、各地を巡り歩き、主の福音を宣べ伝えました。そんな彼に対して「恐れるな」〈9〉と主は語られるのです。この時、彼の目の前には、困難が立ちはだかっていました。しかし、主の御手の中でパウロの福音宣教の働きは、ますます前進していったのです。
1.主の言葉
私たちの祈りは、求めることが中心です。しかし、主の言葉を聞くことも大切にしていきたいのです。私たちが何をして、どのように進んで行ったら良いのかを全て教えてくださるからです。主は、私たちが再び前進するための第一歩を踏み出させてくださいます。今、主が私たちに願っておられることを受け取りましょう。
2.主の励まし
私たちは、様々なことで恐れてしまいます。パウロも例外ではありませんでした。主は、「恐れるな」〈9〉、「わたしがあなたと共にいる」〈10〉と励まされるのです。どんな時にも変わることなく、主は共にいてくださいます。私たちが一人だけになってしまうことはないのです。恐れている事柄に目を向けるのではなく、主に目を向けていきましょう。
3.主の御業
パウロが語り続けなければならない理由は、「この町には、わたしの民が大勢いるから」〈10〉です。この言葉を聞いて、彼は語り続けたのです。そこには、恐れがまだ残っていたかもしれません。しかし、主は、そんな一歩を祝福してくださいます。私たちは、主がなされる御業に期待したいのです。主に不可能なことは、何一つありません。
私たちも「語り続ける」者となりたいのです。「この町には、わたしの民が大勢いる」という言葉を真剣に受け止めたいのです。主に委ね、期待し、踏み出しましょう。