「あなたの神はわたしの神」
2020.2.9. 礼 拝
ルツ記1:15-18(P422) 「あなたの神はわたしの神」
ルツはナオミに故郷に帰るようにと説得される中で「あなたの神はわたしの神」〈16〉と告白しました。この告白は相当な覚悟が必要な言葉でした。「モアブの女」と呼ばれるルツはなぜこの告白をすることができたのでしょうか。
1.本当に大切なものを見つけた
ルツの故郷であるモアブにはモアブ人古来の神が存在していました。長年親しんできたものから離れることは容易なことではありません。しかし、彼女はナオミたちとの交わりを通して本当に大切なものを見つけることができたのです。私たちも本当に大切なものをどんな時にも堅く握り続けていきましょう。
2.主に全てを委ねた
これから先の歩みはルツにとって何の保証もありませんでした。それでも、彼女は主に全てを委ねる道を選んだのです。私たちには限界があります。けれども、主に不可能なことは何一つありません。そんな主がいつも変わることなく共に歩んでくださるのです。自分自身の力に頼るのではなく、全てを委ねていきましょう。
3.主に留まり続ける決意を持った
ルツと主なる神様との関係は、一時的なものではありませんでした。たとえ、ナオミがいなくなってしまったとしても、主に留まり続けるという決意を持ったのです。私たちの信仰生活は、信仰告白したら終わりではありません。そこからがスタートなのです。どんな時にも主に留まり続けていきましょう。
私たちも「あなたの神はわたしの神」と日々告白し、主に信頼していきましょう。主を信じる者は決して失望することがありません〈ロマ9:33〉。