「神のものは神に」

2012.8.5.          礼  拝

 

出エジプト13:12-13(P115)    「神のものは神に」

 

Ⅰ.最初のものは神のもの

 ① 初子は神のもの(出エジプト13:12)

・聖なる神に対し、初子と言えども罪に汚れた者として贖う必要があるから〈13〉。

・神は聖なる初子を与えることによって、私たちを贖ってくださった(ヨハネ1:29)。

 ② 初穂は神のもの(出エジプト23:19)

・初穂は神のものだから、神に返さなければなりません。それによって後に続く豊かな収穫を期待することができるのです。

・エリコを攻める時の神の命令(ヨシュア6:18-19)。それはエリコが約束の地で最初に占領した町、初穂だからです。しかし、アカンは欲に目がくらみ、自分のものとしたので、主の裁きを受けたのです(ヨシュア7:21,25)。

 ③ 十分の一は神のもの(レビ27:30)

・全収入の十分の一は、神のものだから、神に返すべきです(マラキ3:8-10)。

 

Ⅱ.これは信仰の原則

初子も初穂も十分の一も、すべては神のものです。これは旧約時代の律法ではなく、神が定めた変わることのない信仰の祝福の原則なのです。

イエスも「神のものは神に返しなさい。」と言われました〈マルコ12:17〉。「最初のものを最初に献げる」ことこそ、信仰生活の祝福の鍵(箴言3:9-10)。

・カインとアベルの献げ物(創世記4:2-5)。

※ あなたのお金、時間、労力の残り物ではなく、最初のものを、最初に神にささげましょう。