「祝福を勝ちとる」

2016.3.20.       礼 拝

 

マタイ 15:21-28(P30)     「祝福を勝ちとる」

 

カナンの女の苦しみ

▽娘が悪霊にとりつかれ、娘と一つになって苦しんでいた彼女は、イエスや弟子たちが、どういう態度をとろうとも、必死で叫び続けました〈22〉。

▽彼女は、自分が異邦人であることをよく分かった上で、ユダヤ人に対する恐れや、また恥しさも忘れて、娘の苦しさを自分の苦しみとして、叫び求めます。

▽彼女は、その苦しさの故に、ただイエスだけを見つめて、切実に訴えます。

 

カナンの女の謙遜

▽イエスの冷たいと思えるような態度〈23〉、〈24〉、〈26〉。また、彼女を追い払おうとする弟子たちを見ても、彼女は決して諦めません。

▽イエスは、ご自分がまず、ユダヤ人への宣教を優先していると言い、また、当時のユダヤ人として異邦人に接する態度で、彼女の信仰を見ておられた。

▽彼女はそれにくじけることなく、イエスの前にひれ伏し〈25〉、イエスのことばをそのまま受け入れます〈27〉。彼女はプライドをも捨てています。

▽こんなチャンスは今しかないと、へりくだって、イエスにしがみついたのです。

 

カナンの女の信仰

▽彼女は、自分が「小犬(ユダヤ人の異邦人に対する悪口)」であると認め、たとえそうであっても、「パン屑はいただける」でしょうと告白します〈27〉。

▽その信仰によって彼女は、イエスにほめていただき、彼女の切実な願いのとおり、娘の病気はいやされたのです〈28〉。

信仰とは、イエスの権威と力をどこまでも信頼し続けることです。彼女は信仰と謙遜によって祝福を勝ちとりました。それが信仰者の特権です。