「確信の預言」

2014.11.30.       礼 拝

 

イザヤ 8:23‐9:6(P1073)      「確信の預言」

ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。権威が彼の肩にある。その名は、「驚くべき指導者、力ある神/永遠の父、平和の君」と唱えられる。…万軍の主の熱意がこれを成し遂げる。〈9:5,6〉

 

預言の内容 イザヤ書には、子どもについての預言の箇所がいくつかあります〈7-9章〉。旧約聖書の預言には、それぞれの時代、地域によって様々な意味があります。神様が民に対して、正しい主の道から逸れる事のないように、悔い改めと裁きについて語られるものでした。(ヨナ3:4)

神様は民を愛するがゆえに、預言者をとしてみこころを示されました。

 

人々の心のかたくなさ イザヤは直接、預言を王様に伝えました。60年以上預言者として活動しましたが、イザヤの口を通した「預言」(=神様の言葉)を人々が喜んで聞くことは、ほとんどありませんでした。聞いているフリをしている人もいました〈7:12〉。それでもイザヤは語り続けました。

 

言い切られた言葉 預言は言い切りの形です。それは、預言の独特の言い回しではなく、私たちが確信を持つことができるように、というものではありません。預言が決して曖昧なものではなく、必ず成就する!ものだからです。イザヤが語り続けた根拠は、私たちの信頼する神様の熱意なのです〈9:6〉。

戦乱の世の中に暮らす人々にとって、平和は絶えることがない〈6〉という言葉は、どれほどの希望となったでしょうか?人々は待ち望んだのです。

 

[お祈り] 天にいます父なる神様、御名を崇めます。今日も生きて働かれる神様に確信をもって、私たちもクリスマスを待ち望むことができますように。イエス様の尊い御名によってお祈りします。アーメン。