「母のビジョン」

2014.5.11.    礼 拝

 

 箴言3:1-P993                「母のビジョン」

 

「わが子よ、わたしの教えを忘れるな。わたしの戒めを心に納めよ」〈1〉

子どもの成長と人格形成のための母のビジョンとは、まず、神から賜わるビジョンです。自分の経験、知識、知恵ではなく、神が示してくださる方法による子育てです。母が神を信じ、畏れ、敬う者として、子どもが神を信じ、畏れ、敬って生活し、罪に満ちたこの世で清く、正しく、雄々しく生活できるよう養育することです。(Ⅰコリ3:10-13)次に、清い(正しい)ビジョンです。この世の価値や判断が正しいと思えても、それが必ずしも聖書的に正しいとは限りません〈14:12〉。厳し過ぎ、甘やかし、過干渉、放任、猫かわいがり、支離滅裂(シリメツレツ)などはよくありません〈29:15〉〈29:21〉。更に、聖書的ビジョンです。神を信じ、畏れ、敬う子〈9:10〉。自己中心、わがままでなく、人に仕えることができる子〈22:9〉。みことばに従順な子〈4:20-23〉に育てましょう。

 

 そのためには、まず、「子は親の背を見て育つ」「子を見れば、その親が分かる」と言われますが、親が整えられることです〈3:7〉。次に、神の知恵を求めることです〈3:5-6〉。最後に、神の助けを求めることです〈20:24〉。

母のビジョンを成し遂げるために、神に信頼し、へりくだって、神の知恵を求め、努めましょう。〈2:1-5〉

 

〔お祈り〕 天の父なる神様、御名を崇めます。ご自身に信頼し、ご自身から知恵をいただいて、親としての勤めを全うできるように、御霊の助けをお与えください。イエス様の御名によってお祈りします。アーメン